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南区版 公開:2015年2月5日 エリアトップへ

女子ミニバスケットボールチーム「藤の木ポラリス」のヘッドコーチを務める 水野 美須子さん  52歳

公開:2015年2月5日

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選手の成長を喜びに

 ○…横浜南部の小学生20チームが参加する「女子ミニバス」の主要4大会すべてを制した。1月24日が決勝戦だった冬季大会は「これまで新人戦、春、秋の大会を勝っていたのでプレッシャーがあった」と気が気でなかった。昨年、一昨年はチームに6年生が不在。思うような結果を残せなかったが、今年は「4年生の時からじっくり育てた」という8人の6年生が主力として活躍した。「選手が3年間で成長してくれた」と優しく微笑む。

 ○…鹿児島県で生まれ、小学1年で川崎へ。当時からポートボールを楽しむなど「運動は好きだった」と語る。友人の誘いもあり、中学で「なんとなく始めた」のがバスケットボール。その後はコートを走り回る選手の激しい攻防に魅力を感じ「1対1で仕掛けてゴールを決めるのが快感だった」と高校まで、攻撃が得意なフォワードとして活躍した。

 ○…勤めた内装会社で夫と知り合い、24歳で結婚。その後は横浜に移り、長女と長男を授かる。子どもが藤の木小に通っていた32歳の時、大岡地区センターで活動する”ママさんバスケ”メンバーの友人に誘われ「高校以来、久しぶりにプレーした。母親同士の交流が面白い」と競技を再開。その友人がコーチを務める「藤の木ポラリス」で一緒に指導にあたるようになった。「練習したことを子どもができるようになった時は声を枯らすほど褒める」。指導者の喜びを感じる瞬間は20年間変わらない。

 ○…「道路を挟んですぐ隣が南区」という磯子区岡村に住む。2人の子どもは「ポラリス」出身。現在、長女とは同じ「ママさんバスケチーム」に所属する仲だ。コーチ、選手として忙しい日々を送る中「応援してくれる」という夫。2人で楽しむ恒例の年末旅行は「温泉でゆっくり過ごした」と嬉しそうに笑う。「スポーツの厳しさと楽しさは将来につながる大切なもの」。子どもたちの成長を喜びに、今日もコートに立つ。

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