神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2016年7月28日 エリアトップへ

プロシンガーで7月18日に弘明寺観音でコンサートを行った 矢口 早苗さん 南区出身 42歳

公開:2016年7月28日

  • LINE
  • hatena

愛と温もりのステージを

 ○…生まれ育った南区の弘明寺観音でジャズコンサートを開いた。「歴史あるお寺で歌わせていただき幸せな気持ちでいっぱいだった」と集まってくれたファンや地域の人々にまずは感謝の言葉を述べる。今年は「南区桜まつり」のぼんぼり点灯式で歌を披露。区内の老人ホームや障害者施設でボランティアステージを設けるなど、地元で精力的に活動する。「主役は見てくれるお客様。一緒に音を楽しみたい」という。

 〇…日本舞踊家家元の生まれで物心ついたころから歌うことが大好きだった。大岡小に通い、中学校では合唱部に所属。その後は独学で歌の技術を磨いていく。14年前、母をがんで亡くした後に励ましてくれた友人とカラオケに行ったことがきっかけで、ラジオ日本の関係者からスカウトされた。ラジオ番組初出演の日は、母が亡くなってから1年の命日だった。「運命を感じた」と振り返る。

 〇…”エレキの神様”と呼ばれる寺内タケシ氏の下でプロ歌手として活動した。全国で開かれる音楽フェスやカントリー・ミュージックのイベントなどにも多数出演する。オリジナル曲は設けず、昭和の歌や「伊勢佐木町ブルース」「港の見える丘」などの横浜ゆかりの曲にアレンジを加えて披露することもある。音楽のテーマは”愛”で、「聞いてくれたすべての人を幸せにしたい」と願う。

 〇…夏の風物詩「南まつり」や地域の盆踊りでは、母が生前に作った振付が今でも多くの地元住民に親しまれている。「小さな子どもが母の振付で躍っている姿を見ると本当に嬉しい」と優しく笑う。心が温かくなる場所が好きだと言い、「あったかい温もりがある南区の床屋さんで毎回髪を切っている」という一面も。自宅では4匹の猫を飼うなど動物好きで、ここでも温もりに包まれている。「目の前にあるものを大切にすれば世の中が平和になる」。地元愛と温もりを胸にステージに立ち続ける。

南区版の人物風土記最新6

高野 一哉さん

県内の若手塗装業者らによる「神奈川昭和会」の会長を務める

高野 一哉さん

別所在住 42歳

3月28日

境 領太さん

3月14日、都内開催の「起業家万博」で関東代表としてビジネスプランを発表する

境 領太さん

中区在勤 39歳

3月14日

竹内 一郎さん

市大病院の医師で能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

二葉町在住 51歳

3月7日

川崎 順一朗さん

理容店「ヘアーサロン アンス」の店主で、県の優良衛生技能者に選ばれた

川崎 順一朗さん

山王町在住 61歳

2月29日

千原 幹男さん

2月17日に餅つき大会を行った中村町一丁目第二あずま会の会長を努める

千原 幹男さん

中村町在住 76歳

2月22日

佐藤 和義さん

「桜剣士会」の創設者で、今年度の市スポーツ普及功労賞を受賞した

佐藤 和義さん

南太田在住 65歳

2月15日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook