南区版 掲載号:2016年8月25日号
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全国大会で準優勝した中学生硬式野球チーム「横浜南ボーイズ」の会長を務める 大谷 剛正さん 永田東在住 53歳

縁の下で球児支える

 ○…大阪で行われた全国大会で日本一に迫ったチームの会長を務める。自宅を開放して定期的に保護者と役員会を開き、試合中の応援の段取りや練習環境の整備など、チーム運営について考える。これまではバスで8時間かけて移動した関西遠征だが、今回は選手の体調を少しでも良くしようと新幹線で現地入り。費用はOBらの寄付が支えになった。「多くの方の協力でここまで来られた」と感謝の言葉を口にする。

 〇…5年前、旧大岡高校のグラウンドを練習拠点にしていたチームは、この場所が公園の多目的広場になったことで練習場所の変更を余儀なくされた。100人以上の選手を抱えるチーム。不安と焦りが募る中、選手の親戚からの紹介もあって千葉県にある現在の専用グラウンドが使用できることに。何度もアクアラインを往復し、地元住民らと協議を重ねて練習場所を確保した。当初、整備が不十分で凸凹が目立ったグラウンドは、保護者らの努力もあって使いやすく平面に整えられた。「良いパフォーマンスができるように環境を整えるのが我々の役目」とにこやかに語る。

 〇…井土ヶ谷小、南中出身。現在は約90年続く家業の工業所を経営する。日本少年野球連盟神奈川県支部では副支部長を務め、大会運営などにも尽力。かつては小学生チームでコーチを務めた経験もあり、少年野球には約20年間携わる。「少し前までランドセルを背負っていた子が中学3年間で心も体も劇的に変化する」と選手の成長を感じる瞬間が嬉しくてたまらない。

 〇…妻は選手の保険手続きなどを手伝う。会社とチーム運営で忙しい毎日を過ごす中、息抜きは音楽鑑賞。ファンクラブに入るドリカムのコンサートに出掛けることもある。チーム創設来の目標は”華の高校野球”につなげる道標になること。「子どもたちが『南ボーイズで良かった』と思ってもらえるようにしたい」。選手を縁の下で支え続ける。

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