健康対策がバージョンアップ 県政報告 「かながわ未病改善宣言」
超高齢社会へ進む中、神奈川県は「最先端医療・最新技術の追求」と「未病の改善」という2つのアプローチを融合させた取り組みを進め、超高齢社会を乗り越える政策「ヘルスケア・ニューフロンティア」を進めています。「未病」とは、心身の状態を「健康か病気か」と明確に分けて捉えるのではなく、心身の状態は健康と病気の間で常に連続的に変化するもの捉える考え方です。
「未病の改善」とは、特定の疾患の予防にとどまらず、心身をより健康な状態に近付けていくことです。人生100歳時代を迎え、いつまでも元気でいきいきと暮らすためには、ロコモやフレイルなど高齢者の未病対策、そして、中長期的には、子どもの未病対策、未病女子対策など、広範囲で取り組むこととしました。
例えば、運動について、身体活動だけでなく、要介護の大きな要因となっているロコモティブシンドローム対策、さらに静的な要素、睡眠も含め、子どもの成長ホルモンや女性ホルモン、生活習慣病への影響なども含めて取り組みます。
「安心・健康・生きがい」社会の実現を目指し、誰もが健康で自分らしく暮らし続けられるよう、市町村の事業と連携して取り組みを進めていきます。
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