南区版 掲載号:2018年2月1日号
  • googleplus
  • LINE

パンなどを学校給食に提供する「かもめパン」の社長を務める 藤江 喜朗さん 永田東在住 79歳

自信と情熱でパン作る

 ○…1日で3万個以上のパンを作ることもある、南区を代表する企業。市内の小学校給食や病院、ホテルなどにパンを卸している。「あまり自慢をするのは好きじゃないが、店のパンにはこだわりと自信を持っている」と話す。

 ○…中区長者町出身で「町のガキ大将だった」と笑う。井土ヶ谷小学校に入学するが、第二次世界大戦が激化。空襲で校舎は焼失し、学校を転々とした。「戦争で勉強どころではなかった。飛行機が落ちてきたことはすごく印象に残っていて、やじ馬のように見に行って父親によく怒られたよ」と苦笑い。私立の中学、高校から日本大学の商学部へ進み、実家のパン屋を継ぐために学んだ。卒業後はパンの専門学校へ。さらに知識を深めようと、海外へ短期留学をし、勉強に励んだ。「50人くらいの仲間と一緒に欧州や米国のパン作りを学んだ。時間が限られていて忙しかったが、学ぶことも多く、とても楽しかった」と振り返る。

 ○…1972年に横浜市の依頼を受け、中国・上海へ行き、パン作りの指導を担当。「パンの文化を発展させようという目的で現地に行った。上海のパンは日本のものとは全く違い、味も質も良いとは言えなかった」。現地では技術指導だけではなく、パンを作るための機械も提供。技と情熱を異国の地に注いだ。

 ○…「自分たちでパンの営業はしない。おいしいものを作れば、商品そのものが営業をしてくれる」がモットー。ホテルや病院でレシピを指示されることも多く、場所に合わせたパン作りを行う。「時間をかけてでも良いものを提供していかなければいけない」とパンに対する思いは熱い。今の楽しみは「3人の孫と遊ぶことかな」と笑う。健康管理にも気を使い、飲酒はせず、たばこも吸わないという。「100歳まで生きたい。お客さんや周りの人に評価されるパンを作り続けることかな」と目標を語る姿が意欲にあふれていた。

<PR>

南区版の人物風土記最新6件

浅野 千代さん

ケアプラザなどでピアノ演奏のボランティア活動を行う

浅野 千代さん

6月21日号

小山 怜央さん

将棋の「アマチュア竜王戦」に神奈川県代表として出場する

小山 怜央さん

6月14日号

長谷川 幸恵さん

手話を使った菓子作り講座の講師などを務める

長谷川 幸恵さん

6月7日号

鈴木 昌子さん

35周年を迎えた混声合唱団コールフリージアの指揮者、指導者を務める

鈴木 昌子さん

5月31日号

山田 恵子さん

特別養護老人ホーム白朋苑で栄養士を務め、栄養ケアにも取り組む

山田 恵子さん

5月24日号

齋藤 知行さん

南公会堂で市民講演会を行った市立脳卒中・神経脊椎センターの病院長を務める

齋藤 知行さん

5月17日号

横浜市南区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

http://www.daviusliving.jp/

<PR>

南区版の関連リンク

あっとほーむデスク

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

フェリスOGが演奏

フェリスOGが演奏

吉野町でコンサート

7月5日~7月5日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年6月21日号

お問い合わせ

外部リンク