南区版 掲載号:2018年3月8日号 エリアトップへ

永田東くらき保育園 業務改善にITの力 異業種交え、アイデア創出

教育

掲載号:2018年3月8日号

  • LINE
  • hatena
アイデアを発表する矢澤さん
アイデアを発表する矢澤さん

 保育士とIT、デジタル分野で活動する人が話し合いながら、業務改善、効率化につながるアイデアを出す「保育アイデアソン」が2月24日、くらき永田保育園=永田東=で行われた。保育士にとって課題となっている子どもの行動記録管理について、異業種の視点からデジタル技術を活用したさまざまなアイデアが出た。同園は「保育園をテーマにしたアイデアソンは日本では初めてではないか」と話し、今後もアイデアソンを続けていく。

 「アイデアソン」は「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語。あるテーマについて、新しい発想を生み出すために、話し合うイベント。IT分野やビジネスだけでなく、まちづくりや教育の現場でも取り入れられつつある手法だ。

「デジタルで仕事変える」

 同園の鈴木八朗園長は「保育業界もデジタル化が進んでいるが、子どもと接する時間以外に安全管理や事故防止への対応も多く、業務が増えている」ともいう。そこで、「デジタルで保育士の仕事を変えられないだろうか」と考えた。

 鈴木園長と交流のあったエンジニアやデザインなどの異業種で活動する15人を招き、保育士と議論するアイデアソンを企画。鈴木園長は「保育園でのアイデアソンは日本初ではないか」と話す。

 テーマは「記録&計画」。保育士が日常的に行う子どもの行動記録作成や撮影などをデジタルの力で改善する方法を保育士を含む5チームが話し合った。

 子ども向けの知育動画を作る「イースマイリー」の社長を務める矢澤修さんらのグループは、保育士が1日30分以上かけているという日誌作成の効率化を目標にした。保育士が音声メモを残せる腕時計を付け、気になる子どもの行動を見た時、その場で腕時計に話して記録することを考案。デジタル化されたメモを日誌に整えるのは、全国に数十万人いると言われる「潜在保育士」。保育士資格を持った専門家が家にいながら日誌を作れるシステムを考えた。ほかのグループからは、子どもに位置情報が分かるバッジを付けさせ、誰と接しているのか、どんな遊び場が好きなのかを把握できるアイデアも出た。

 鈴木園長は「大切なのは、子どもの監視ではなく、育ち方や興味関心を可視化させること」と話し、それに沿った発表が行われたことを喜んだ。各グループからは「デジタルを活用することで、子どもと一緒にいる時間を守っていく」との言葉が出ていた。鈴木園長は「実現可能なものは取り入れたい」と話し、今後は遊び道具に関するアイデアソンも行いたいとした。

福祉クラブ らら・むーぶ南

高齢者や障害があり、外出が困難な方へ、車で介助付きの外出支援をしています

http://www.fukushi-club.net/

<PR>

南区版のトップニュース最新6

女子2人乗り 全国制覇

Y校ボート部

女子2人乗り 全国制覇 スポーツ

高校総体、59年ぶり快挙

9月16日号

日枝小・蒔中生が入賞

市小中学生スピーチ大会

日枝小・蒔中生が入賞 教育

体験から国際平和訴え

9月16日号

「停滞、閉塞感打破したい」

「停滞、閉塞感打破したい」 政治

山中新市長に聞く

9月9日号

生理の貧困 支援の動き

生理の貧困 支援の動き 社会

官民連携で無償配布

9月9日号

郵便局長12人 年金委員に

郵便局長12人 年金委員に 社会

県内初、制度周知・啓発へ

9月2日号

イラスト動画で詐欺防ぐ

南防犯協会南警察署

イラスト動画で詐欺防ぐ 社会

鉄拳さんと連携発信

9月2日号

意見広告・議会報告政治の村

  • 小児医療費助成の淵源

    取り組み開始から約30年 ニッタオンライン市政報告58

    小児医療費助成の淵源

    横浜市会議員 仁田(にった)まさとし

    9月16日号

あっとほーむデスク

  • 9月16日17:57更新

  • 9月16日0:00更新

  • 9月15日7:45更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

日枝神社 大神輿を公開

日枝神社 大神輿を公開

18、19日に 巡行は中止

9月18日~9月19日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年9月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook