南区版 掲載号:2018年4月19日号
  • LINE
  • hatena

4月から南消防署の署長に就任した 小出 健さん 57歳

感謝の思いをまちの安全に

 〇…「里帰りしたような気持ちで嬉しい」。係長として1988年から3年半、庶務課長として2008年から2年間勤務した場所に戻ってきた。「地域の方から声をかけていただき、温かいまちだと感じる」と話す。南警察署の若尾康弘署長、南区役所の大木節裕区長とのつながりを大切にしようと、3人の名前の頭を取って「若大将の会」を結成。「私だけ『将』で当て字ですが」と笑う。

 〇…大学生の時、ボランティア活動として、第二次大戦で死亡した日本兵の遺骨を捜索した。「海外を見たいという単純な理由だったが、続けるうちに人の役に立ちたいという気持ちが生まれた」。消防士になり、最初の現場は初冬の夜に住宅が全焼する火事。無我夢中で消火活動に取り組み、朝に鎮火。極限に達した心身の疲れと寒さを町内会による炊き出しが癒してくれた。「その時の感謝がモチベーションになっている」と30年以上の前の経験を忘れない。

 〇…東日本大震災時には、緊急消防援助隊救急部隊の神奈川県隊長として福島で活動。「壊れるはずがない」と信じていた消防団器具置場などが壊れていたことに衝撃を受けた。「自助・共助が大切だと痛感した」。この3年間は金沢消防署の署長としてさまざまな決断を下すトップとしての難しさを経験してきた。

 〇…三浦市で妻、母と暮らす。箱根駅伝を走ったこともある長男は県警、長女は綾瀬市役所に勤務。柔道、空手の経験があり、趣味はキックボクシングなどの格闘技観戦。「礼に始まり、礼に終わる点が良い」という。庶務課長時代に奔走し、寿と大岡の両消防団が統合して生まれた南消防団は、定数に満たない状況。「地域を知る消防団を充実させ、自助・共助力をつけていきたい」と「故郷」の安全を守っていく。

横浜市南区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://daviusliving.jp

<PR>

南区版の人物風土記最新6件

野並 晃さん

1月から一般社団法人横浜青年会議所の第68代理事長に就任した

野並 晃さん

1月17日号

如月(きさらぎ) 新一さん

作家として活動し、WEB書籍のコンテストで受賞経験もある

如月(きさらぎ) 新一さん

1月10日号

松井 清志さん

「吉野町囃子連」を立ち上げ、お囃子を根付かそうと活動する

松井 清志さん

1月1日号

龍野 一江さん

「六ツ川手話の会」の会長を務め、ろう者のサポートを行う

龍野 一江さん

12月13日号

三石 勝さん

六ツ川大池地区連合自治会会長を務める

三石 勝さん

12月6日号

佐藤 英子さん

合唱団「コール・アルモーニア」に33年間所属し、指導を行う

佐藤 英子さん

11月29日号

南区版の関連リンク

あっとほーむデスク

  • あっとほーむデスク

    1月20日1:15更新

  • 1月17日0:00更新

  • 1月10日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年1月20日号

お問い合わせ

外部リンク