南区版 掲載号:2018年5月17日号
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南公会堂で市民講演会を行った市立脳卒中・神経脊椎センターの病院長を務める 齋藤 知行さん 磯子区滝頭勤務 65歳

患者に寄り添い、共に歩む

 ○…整形外科医として培った技術と経験で市民の歩行障害や膝痛にアプローチしようと、今年度、同センターで新たに膝関節疾患の診療をスタートした。4月から病院長に就任し、「新たなチャレンジだと思っている」と表情を引き締める。5月12日には、南公会堂で同センター主催の脳卒中について考える市民講演会を開催。地元住民と関わる機会を増やし「地域に根差した病院にしていきたい」と決意を述べる。

 ○…生まれも育ちも横浜。子どもの頃はエンジニアを目指していたが、学生時代に知ったフランス文学に感化されて「人間の存在や行動、精神に興味を持った」と浦舟町にあった横浜市立大学医学部で医師の道へ。急性期から回復期まで、患者と10年以上にわたって関わることもある整形外科医に魅力を感じた。「患者さんと医師との距離が密接。医療の原点というのはそういうところにあると思う」。信頼感とコミュニケーションを大切に、患者に寄り添う治療を信条にする。

 ○…快方に向かう患者の中には手術後、「外来で口紅を塗って、きれいにお化粧して来てくれることもある」と笑顔。歩けることが生きる活力になり、行動が変化していく患者の様子を見られるのが嬉しくて仕方ない。アスリートのコンディション管理も手掛け、ラグビーチーム「パナソニック ワイルドナイツ」ではメディカルディレクターを務めている。「機能再建が整形外科医の醍醐味。人間が持つ回復力のすごさが分かる」と嬉しそうに語る。

 ○…金沢区で妻と暮らす。ジャズが好きで、大学時代から通う中区野毛町のジャズ喫茶「ちぐさ」で法人の理事を務めるなど、活躍の場は広い。生まれ育った横浜で市民に寄り添い、健康維持・増進に全力を注ぐ。

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