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南区版 公開:2018年8月23日 エリアトップへ

南永田団地の子どもプールの運営を行う 伊藤 博子さん 永田みなみ台在住 37歳

公開:2018年8月23日

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子どもの遊び場守りたい

 ○…担い手が減り、一時は今年の開所休止が決まっていた永田みなみ台の南永田団地1街区にあるプール運営の役員を引き受け、準備や呼び掛けを行い、開所にこぎ着けた。今年から幼児にも気軽に楽しんでほしいという思いや、子どもが減少していることから、団地住民以外にも開放。8月26日にはプールで子ども向けの「お楽しみ会」を企画し、準備に余念がない。「休止を常任理事会の会議で突然言われた。子どもが使う間は継続させたかった」と話す。

 ○…千葉県鎌ケ谷市で 生まれる。人と関わることが好きで、小学生の頃から高齢者施設でボランティア活動をしていた。20歳まで鎌ケ谷で過ごし、

成人式の実行委員も務めた。「実行委員を務めたことで、人とのつながりが深くなった。南区への引っ越しも友人が手伝ってくれた」と微笑む。

 ○…24歳で結婚、夫の実家がある南区に移り住んだ。夫が子どもの時から親しんでいたプールの運営などに当初は興味がなかった。しかし、団地の役員会議で休止を聞き、運営継続へ立ち上がった。役員は1人。それでも、仲の良い人たちに清掃や受付などを協力してもらっている。「台風や雨天時の開所の判断は難しい。中止の時には電話やライン、団地内の放送を使って連絡している。協力者が増えれば」。孤軍奮闘の状況は改善されつつあるが、苦労は多い。

 ○…学生時代は器械体操に励み、団地周辺などを走る横浜中央走友会に所属し、荒川で行われたフルマラソンの完走経験もある。仕事は歯科衛生士。忙しい仕事の合間を縫って、26日のお楽しみ会の道具を手作りしている。「子どもたちに楽しんでもらえれば」と話し、10m四方の小さなプールから子どもの心に残るような大きな思い出を作ろうとしている。

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