宿町に本社がある「株式会社BSC」が運営する少年サッカーチーム「バディーサッカークラブ」が12月26日から29日に鹿児島県で行われた「全日本U─12サッカー選手権」で9年ぶり2度目の優勝を果たした。県大会準優勝で神奈川県の第2代表として全国大会に臨み、8476チームの頂点に立った。
大会には各地方大会を勝ち上がった48チームが参加。神奈川県からは県大会優勝の横浜F・マリノスと準優勝のバディーSCが出場。バディーは6年生16人で挑んだ。4チームのグループリーグを1位通過し、16チームによる決勝トーナメントへ。準決勝をPK戦で制し、決勝戦へ進出した。
柏レイソル=千葉=との大一番は前半に先制点を許す苦しい展開。しかし、後半にミッドフィルダーの白井誠也君からパスを受けた八里悠太君のシュートで同点に。このゴールが口火となり3─1で勝利し、全国8476チームの頂点に立った。全国Vは初出場した34回大会以来、2度目。
県準Vから下克上
11月の県大会決勝での敗戦を機に「接戦時の粘り強さ」を目標に掲げ、県内のライバルチームの協力も得て練習試合を重ねた。選手は本番を想定した実践の中で、劣勢でも最後まで諦めない精神力を身に付けた。
全国大会では苦しい展開にも動じず、持ち前の攻撃力を発揮。南雲伸幸監督は「試合に出たメンバーだけでなく、ベンチ外の選手も大きな声援を送るなど、全員が一つになって勝ち取った優勝」と選手を称える。
6年生の選手は「目標の全国制覇を達成できて嬉しい。サポート、応援してくれた皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、練習に励みたい」とさらなる飛躍を誓った。
BSCは幼児や小学生対象のスポーツ教室を開いており、南区で剣道や体操の指導も行う。
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