専門講師がフレイル予防や介護施設の選び方などを解説する「シニアセミナー」が10月21日、南センター内の福祉施設・南寿荘で開かれた。約30人が参加し、講師の話を聞いた。
このセミナーは、近年問題視されている健康な状態と要介護状態の間を示す「フレイル」など、高齢者が直面する問題解決を目的としたもの。講師は高齢者施設・住まいの相談センター=港南区=の甘粕弘志さんが務めた。フレイルの予防方法や有人老人ホームと特別養護老人ホームの違いなどを詳しく解説した。
また、甘粕さんは介護保険の仕組みなど、多くの人が理解していない国の制度についても一から丁寧に説明。参加者の懐に入る軽快なトークも冴え、会場を盛り上げた。
参加した70代の女性は「施設の違いなどは何となくでしか理解していなかったので勉強になった。いつまでも健康な体を維持できるように日々の生活を見直したい」と話した。セミナーを担当した南センターの高橋みどり副館長は「南区はシニア世代が多い地域なので、今後も介護や福祉にまつわる講座を企画したい」と振り返った。
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