永田台小学校(武山朋子校長)の5年1組の児童が12月3日に総合学習の一環で、南永田団地の住民からコロナ禍の地域の現状を取材した。
児童は4、5月の臨時休校中、新たなつながりを構築できないという悩みを抱えていた。「地域住民も同じく悩んでいるのでは」と考え、総合学習の時間を使って7月から継続的にまちの声を集めている。
映像化目指す
住民や児童の声をパラパラ漫画にして、それに映像投影を行う「プロジェクションマッピング」を来年1月までに完成させるため、小学校周辺の商店や住民のインタビューに励む。
3日は感染症対策のため、ビデオミーティングアプリ「Zoom」を使って教室から南永田団地に住む渡邊乃志男さんと佐藤明美さん=人物風土記で紹介=を取材した。2人は「コロナ第3波が来た中、年末年始のイベントは開催するか」などの質問に答え、児童にエールを送った。
担任の三石聡美教諭は「映像作りも大事だが、まちの人の言葉をしっかり受け止め、地元を大切にする心を育んでほしい」と話した。
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