みなみ桜まつり
蒔田公園 久々に活気
5年ぶり、踊りの花咲く
3月28日
お三の宮地区社会福祉協議会(有藤勲会長)はコロナ禍で気持ちが沈む住民を元気付けようと、「ひとあし早いクリスマス会」を12月4日、吉野町市民プラザで行った。9月にあった地域活動に関する意見交換会で出たヒントを基に、広い会場で実施するなどの対策を講じた上でにぎわいを創出した。
新型コロナウイルスの感染拡大が見られた2月以降、全国的に「密集」「密接」「密閉」の3密状況を生む催事が自粛される中、お三の宮地区もスポーツ大会やオセロ大会などの恒例行事が軒並み中止となった。
意見交換会で例知る
そんな中、参考となったのが、自治会町内会に地域活動再開の活路を見出してもらおうと、南区役所が9月に実施した意見交換会「みなミ〜ティング」。同地区社協のメンバーが他地区の活動例を聞き、密を避けられる広い場所での開催や感染リスクの少ない内容にするなど、「形を変えればイベントができる」という考えに至ったという。
例年、お三の宮地区連合町内会館で行っているクリスマス会だが、今年は会館よりも広い吉野町市民プラザで実施し、約80人が参加した。飲食や参加者同士でのおしゃべりを禁止し、クリスマスソングの合唱はCDのリズムに合わせてカスタネットやトライアングルなどの楽器を演奏した。
同地区社協が中心に運営し、毎月1回ペースで2歳以下の乳幼児と保護者が交流を深めるサロン「ほっとマム」など、日々の活動も少しずつ再開している。
有藤勲会長は「地域活動を自粛することで住民の交流がなくなるのは悲しい。『withコロナ』を合言葉に今できることに取り組んでいきたい」と話し、新しい生活様式を取り入れたイベントを今後も検討する。
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