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南区 社会

公開日:2020.12.24

【Web限定記事】
南区六ツ川出身・野田クリスタルさんの「マヂカルラブリー」M―1優勝
弘明寺商店街が「観光大使」就任要請を検討

  • マヂカルラブリーの野田さん(左)と村上さん(2017年12月撮影)

  • 本紙の取材に笑顔を見せる野田さん

 六ツ川出身の野田クリスタルさんらの漫才コンビ「マヂカルラブリー」が12月20日、若手漫才師の日本一を決める「M―1グランプリ」で優勝した。

 大会には5081組が参加。夏から始まった予選を勝ち抜いた9組と敗者復活戦から選ばれた1組の10組で決勝があり、マヂカルラブリーは2位で最終決戦へ進出。3組で争われ、7人の審査員のうち3人から1位の評価を受け、「見取り図」「おいでやすこが」の2組を僅差で下した。

 野田さんは六つ川台小、六ツ川中、六ツ川高(現・横浜国際高)出身。コンビの結成、解消を繰り返していた野田さんに村上さんが声をかけて、2007年にマヂカルラブリーを結成。17年にもM―1の決勝に進んだが、10組中最下位で、審査員の上沼恵美子さんから厳しい言葉を投げられたことがネット上で話題になった。今回も審査員を務めた上沼さんはマヂカルラブリーを高得点で評価。優勝を受け、野田さんは「上沼さん問題が解決しました」とコメントした。優勝決定直後からテレビやCMなどの出演依頼が殺到しているという。

本紙取材に「弘明寺観光大使になりたい」

 本紙は17年12月の決勝戦後にマヂカルラブリーを取材。野田さんのインタビューを18年元旦号「人物風土記」で紹介した。その際、子どものころの思い出として「父からもらった千円札を握り締めて、菓子を買って”豪遊”した弘明寺商店街は最高」とした上で、「『弘明寺観光大使』になりたい」と語っていた。

 今回の結果を受けて、弘明寺商店街の関係者は「マヂカルラブリーに弘明寺を盛り上げてもらうために、何かしらのアクションを起こしたい」と「大使就任」へ話し合いを進めるとしている。

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