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花粉症到来 「目のかゆみ」眼科におまかせ! 取材協力/かめざわ眼科
2月に入り、いよいよ花粉症の季節が到来。鼻水や目のかゆみに悩まされる人も多く、国民病といわれるほどだ。地元の小中学校で学校医を務める「かめざわ眼科」=南区別所=の亀澤比呂志院長に話を聞いた。
──花粉症を詳しく。
「花粉が目や鼻の粘膜に接触することで起こるアレルギーです。症状は目や鼻のかゆみ、鼻水、鼻づまり、まぶたのかぶれ・腫れなど。睡眠障害や集中力の低下につながり、仕事や勉強に悪影響が出ることも。スギ花粉が代表的ですが、日本にはスギ以外にも花粉症を起こしやすい花粉が年中飛散しています」
──診断や治療は。
「眼科では顕微鏡を使って目を詳細に観察し、アレルギー性結膜炎(目の花粉症)を診断します。涙でアレルギー反応を確認する検査や、アレルゲンを調べる血液検査も行います。治療は抗アレルギー点眼薬やステロイド点眼薬などを重症度によって使い分けます。
ステロイド点眼薬・眼軟膏は即効性や高い効果が期待できますが、まれに眼圧上昇による緑内障や角膜感染症などの副作用が出ることもあるので、眼科医の指示に従い適切に使いましょう」
──受診の時期は。
「眼科でしか行わない検査や治療もあるので、症状がつらい場合は点眼薬や内服薬などを使っていても眼科受診をおすすめします。症状を和らげるためには、花粉が本格的に飛散する前に点眼薬や内服薬を使う初期療法や花粉症対策メガネ・洗眼なども有効です」
■かめざわ眼科 南区別所3の8の3クリニックビル3F 【電話】045・731・1113 9時〜12時/15時〜18時 木曜、土曜・日曜は午後休
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