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井土ケ谷小学校 教育論文で全国優秀賞 理科で児童の主体性育む

教育

掲載号:2021年2月11日号

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「おはなしさんぽ」で意見交換する児童(同校提供)
「おはなしさんぽ」で意見交換する児童(同校提供)

 市立井土ケ谷小学校(山本浩之校長、574人)が1月、科学教育論文のコンテストで全国177の小中学校から優秀賞に選ばれた。同校の生活科、理科教育の中で児童が主体性を持って学ぶ方針などが評価された。

 コンテストは公益財団法人「ソニー教育財団」の主催。同財団はソニー創業者の一人である井深大さんの願いを継ぎ、子どもに科学体験プログラムを提供したり、学校への助成を行っている。

 毎年、教育実践論文を全国の小中学校から募っており、今年度は全国177校が応募。審査の結果、井土ケ谷小は最優秀校(2校)に次ぐ優秀校(12校)に選ばれた。市内からはほかに、立野小=中区=も選出された。

つながりで学び深める

 同校は2004年度から生活科と理科の研究に重点を置く授業を展開。自分で問いを持ち、納得のいく答えにたどり着くまで、学びを続ける子どもを育てる授業を実践してきた。「つながりを生かして学びを深める子ども」を育てようと児童が「よく見る・よく考える・やってみる」を主体的に試行錯誤していくことを目指した。

 例えば、子どもが校庭で「コケ」の一種を見つけると、通学路にあるほかのコケにも関心を持つ児童が増えた。クラス内でコケの情報交換が盛んになり、帰省先で祖母からもらったスギゴケを大切に育てる子どもが現れるなど、校庭の何気ない発見から興味や関心が大きく広がったという。

情報・考えを交換

 学習履歴や板書写真を掲示し、教員が教えた、児童が学んだ内容を振り返れる「学習ライブラリー」というコンセプトを掲げる。多様な相手から多くの情報を得られるようにするため、児童が自分の考えを書いたカードを持ち、教室内を自由に歩き、友達と意見交換する「おはなしさんぽ」の活動にも力を入れる。これらの能力を育む段階を学年ごとに示し、系統的に授業を進められるようにしている。

 同校の田中孝之教諭は「子どもたちが生活での経験やすでに学んだことを次の学習に生かせるようになった」と成果を語る。さらに「友達の意見に価値を見出したり、問題解決法を自ら考える姿勢が増えた」ともいう。

 山本浩之校長は「16年間続けてきた取り組みが認められて嬉しい。今後もつながりの力によって新しい価値や考えを生み出す授業のあり方を追求したい」としていた。

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