横浜市立中村小学校(金子郁規校長)の4年生がこのほど、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者を元気付けるメッセージを校舎の窓に掲示した。同校の周辺は横浜市大センター病院などの医療機関が点在し、医療従事者の励みになっている。
総合学習の時間で掲示物を作ったのは4年生の約50人。黒色の紙に赤と緑のセロファンを切り貼りし、「幸せな未来を目指し コロナに負けずにがんばっていこう!」「コロナに負けない 笑顔を忘れず 困難を乗り越えましょう!」というメッセージに仕上げた。夜間は電池式のイルミネーションライトで照らし、縦1.1m、横3.6mの作品が道行く人を笑顔にした。近所に住む保健師の女性は「子どもたちの思いにとても心が和んだ」と話し、コロナ禍で働く励みになるという。
同校の金子郁規校長は「切り貼りを繰り返すという地道な作業を最後までやり通した児童を褒めたい。日々、子どもたちの安全を見守ってくれる地域の皆さんへの恩返しにもなったのでは」と話した。
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