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3月28日
睦地域ケアプラザなどで毎週土曜日に行われる「こども食堂」への支援の輪が広がっている。主催する市民団体の活動を知ったロータリークラブが支援を申し出てて障害者施設の菓子を購入し、食堂の参加者に提供。主催者と施設、子どもの笑顔創出といった「三方よし」の考え方で地域の課題解決を目指す。
堀ノ内睦町地区の住民有志らによる「わいわい食堂」などの4団体は、子どもと大人が食事や遊びを通して交流を図る機会を作ろうと、2018年から同プラザなどで毎週土曜日に週替わりでこども食堂を開いている。
菓子や雑貨提供
昨年10月からは同地区での活動を知った南区を拠点に活動する奉仕団体「横浜南央ロータリークラブ(RC)」も月1回、食堂の場で菓子や雑貨を提供している。さらに、同クラブの活動を知った中区の「横浜山手RC」も3月から支援の輪に加わり、毎週、団体のサポートに回る。これまで、食堂を開いていた各団体は、少額の参加費や寄付で活動を続けており、RCの支援は大きな力となっている。
従来は施設の中で行われていたこども食堂だが、2回目の緊急事態宣言に入り、感染症対策を講じた上で食事提供をテイクアウトに切り替えた。3月6日に生活保護受給者更生施設「民衆館」であったこども食堂には、横浜山手RCが参加。包装米飯、レトルトカレー、カップラーメンなど、約40人分の食料を配った。
障害者施設も
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、地域の障害者施設などが作った菓子を販売する機会が失われている。RCは菓子を購入し、食堂で配布することで施設の支援にもつながっている。
会場を提供する同ケアプラザ地域活動交流コーディネーターの森博昭さんは「こども食堂を通した取り組みをきっかけに新たな交流が生まれ、支援をする側、受ける側の両者に有意義なものになれば」と話している。
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