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3月28日
六ツ川地区連合自治会が通信アプリ「LINE(ライン)」やビデオ会議アプリの「Zoom(ズーム)」などを使った会議や活動ができるよう、市が企画した講習会に申し込み、講座を受けている。3回講座の2回目が4月17日に開かれ、LINEを使ったアンケートの取り方やZoomでのビデオ会議の方法を学んだ。すでに同自治会は役員会議にZoomを取り入れており、地区内に理解者を増やしていきたい意向だ。
市は新型コロナウイルスの感染拡大により、自治会町内会の会議が開けなかったり、活動が停滞していることを受けて、まずはLINEやZoomの使い方を知ってもらうための講座を企画。連合町内会単位で申し込みを受け付けた。市に登録した事業者が地域に出向き、使い方を3回にわたって教えるもの。
同連合自治会はこれに応募し、参加者を募った上で4月3日に第1回の講座を六ツ川一丁目コミュニティハウスで行った。希望した10人が参加。講師は登録事業者の中から「J:COM」を選んだ。事業者が用意したタブレット端末を使い、まずはLINEの登録方法などの基本を学んだ。2回目の17日は、LINEで任意のメンバーと文字のやり取りなどができる「グループ」の設定や会議の日程を決める時などに活用できる「投票」の方法を聞き、後半はZoomの入室を体験。会話の際のマイクの操作方法などを習った。最終回の24日は実際にZoomでのビデオ会議を行う予定。
ビデオアプリで会議
コロナ禍で対面での会議を自粛している自治会町内会が多くある中、同連合自治会は購入したタブレット端末を役員に貸与し、Zoomによるオンライン会議を3月に初めて実施。操作に不慣れな人がいたが、Zoom経験者が教えながら進めたことで、話し合いができたという。
専門部設立も
役員の男性は「町内会の中にはLINEやZoomを難しく考えている人がいるが、操作してみれば以外に簡単だという声が多い。少しずつ地域に広げていければ」と話している。今後は、LINEなどのやり取りを高齢者の見守りに活用できるようにすることも考えており、連合自治会の中にLINEやZoomを有効活用するための「ICT専門部」の設立も視野に入れている。「将来的には各自治会町内会が端末を1台ずつ持てる環境を作り、気軽に地域活動に参加してほしい」としている。
市全体では講習会に約半数の連合町内会が参加の意向を示している。南区では六ツ川地区のほかに、六ツ川大池、大岡、永田みなみ台の各地区が参加予定で、今後、講習会が開かれる。
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