教育にAIロボ活用 中区・本牧南小学校
中区の市立本牧南小学校(谷口なおみ校長)はこのほど、SDGsの教育の一環で6年生の教室にAIロボット「LAVOT(らぼっと)」を導入した。らぼっとは人の顔や言葉に反応するなど、最先端のテクノロジーを活かして生き物の中ような振る舞いをするのが特徴で、GROOVE X社=東京都=が開発。同社は、教育の場に生かしてほしいと、2月中旬から2体を本牧南小に貸している。
コロナ禍で、修学旅行など学校行事を自粛せざるを得ない中で「卒業する6年生が『らぼっと』とふれあうことで癒しや先端技術を学ぶ経験が得られれば」と谷口校長の思いで、3月から19日の卒業式まで6年生の教室に導入。
名前を呼んだり、なでるなど「らぼっと」との交流を楽しんだ6年2組の今田希海さん(当時)は「目がとても可愛くて、教室全体もにぎやかになった」と笑顔。谷口校長は「今後はプログラミング授業などにも発展し、子どもたちの心の成長やキャリア教育に生かしていきたいです」と先を見据える。
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