横浜南郵便局(廣瀬泰雄局長)はこのほど、南警察署や地元企業と連携し、振り込め詐欺などの特殊詐欺防止を目的とした通常はがきを作った。
南署によると、南区内で今年発生した特殊詐欺の被害額は6月末時点で約1590万円。昨年と比べて5千万円減少したが、振り込め詐欺などの発生が相次ぎ、予断を許さない状況が続いているという。
南郵便局は毎年、暑中見舞い用はがき「かもめーる」を使って詐欺への注意を呼び掛けてきた。かもめーるが昨年度で廃止されたため、今年は通常はがきで啓発することにした。
4千枚超配る
南区19者と南署が協力し、「警察官や金融機関職員などが暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを預かることは絶対にありません」などと書いた約4600枚を作成。夏中に協賛企業の周辺地域に配る。
7月13日には協賛企業の関係者と南署の田中武志署長が南郵便局を訪問。SNSを活用した最新の手口を情報共有し、被害の撲滅を誓った。廣瀬局長は「皆さんの笑顔を守れるように警察や企業と連携し、1件でも多くの特殊詐欺を防ぎたい」と抱負を語った。
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