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3月28日
南区役所は昨年から自治会町内会などの団体向けに行っているタブレット端末の体験・講習会の内容に新たにWebでのオンライン会議の主催方法や「LINE」などのアプリを使ったコミュニケーション体験を追加した。区は「地域で活動している方の会話や連絡に取り入れてほしい」と期待する。
区はコロナ禍で活用が増えているビデオ会議を町内会活動にも取り入れてもらおうと、自治会町内会や地区社会福祉協議会などを対象に昨年10月からタブレット端末の体験・講習会を開いてきた。区職員がビデオ会議アプリ「Zoom」の使い方を指導し、地域活動に役立ててもらおうとしている。また、希望者にはタブレット端末を貸し出している。
9月29日に太田地区社会福祉協議会を対象に行なった体験・講習会には同地区から町内会長や青少年指導員など7人が参加。Zoomの基本的な使い方を学んだ。その後、タブレットを借りて参加者同士が自宅でZoomでの会議を試したという。
地区内の会議も対面実施が増えつつある中、参加者からは「仕事などの都合で会場に来られない人とZoomをつないで、参加してもらうことができるかもしれない」などの感想が聞かれた。
ほかにも、講習会をきっかけにZoomで会議を行う町内会も出てきている。
LINEも対応
Zoomだけでなく、利用者が多い「LINE」の活用も進めようと、区は講習会のメニューを追加した。区とは別に市が連合町内会単位で行っている講習会では、事前に登録した事業者が地域に出向き、LINEやZoomの使い方を指導する講座を開いており、それを区でも取り入れる形にした。
これまでの区の講習会では、主に招待を受けてビデオ会議に参加する方法を学んだが、今後は参加者が主催者としてWebを使った会議を開く方法も教えていく予定。
区地域振興課は「地域のつながりや地域活動の発展を応援したい」としている。問い合わせは同課地域力推進担当【電話】045・341・1239。
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