神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2021年11月4日 エリアトップへ

子育て世代に食糧支援 永田地区センター米、飲料など提供

コミュニティ社会

公開:2021年11月4日

  • LINE
  • hatena
住民から寄贈された食品が並んだ
住民から寄贈された食品が並んだ

 永田地区センターは10月17日、シングルマザーなどのひとり親家庭を主な対象としたフードパントリーを実施した。

 フードパントリーは、企業や団体、住民から集めた規定を満たした食糧などを生活に困る家庭に無償で提供する取り組み。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、経済状況が悪化した家庭も多く、南区の各所で行われている。

 同センターは地域のNPOなどの支援を受けて9月からフードパントリーを定期的に実施。行列がクラスターを引き起こす原因になると考え、1回の開催につき、20組までの予約制にするなどの工夫を凝らす。周辺は小中学校が点在するため、多くの子育て世代の一助になっている。

 この日は、包装米飯や飲料、レトルト食品などを配布。南区主任児童委員や地域のボランティアスタッフも協力し、子育て世代の親とコミュニケーションを取りながら食品を手渡した。

食品ロス減にも

 子育て世代の食糧支援と同時に食品ロスの削減を目指す狙いもある。市によると、市内の家庭から排出される燃やすごみの中には、1年間で約9万3千トン(2020年度推計)の食品が廃棄されている。これは市民1人当たりが約25kgを無駄にしている計算だ。

 食品ロスは地球温暖化の原因にもなり、食品廃棄などの際に温室効果ガスが排出される。温暖化が進むことで農作物の生育に悪影響を及ぼし、食品の値段高騰につながり、家計を苦しめる。

 フードパントリーは食糧支援にとどまらず、家庭に残る消費しきれない未使用食品を無駄にしないという食品ロスの発生を減らす役割もある。同センターの職員は「寄付していただいた皆さんに感謝し、コロナ禍を地域が一丸となって乗り越える取り組みを進めていきたい」と話し、11月以降も支援を続けていく。

 今後の開催などによる問い合わせは永田地区センター【電話】045・714・9751。

南区版のローカルニュース最新6

公益社団化10周年祝う

横浜南法人会

公益社団化10周年祝う

3月28日

団体横断的な防災活動を

団体横断的な防災活動を

デスク・レポート

3月28日

高田市議の後援会発足

「気になる選手 見つかる」

DDTプロレス大石真翔選手

「気になる選手 見つかる」

30日、中区で大会

3月28日

「みなっち」仕様 防災ボトル

「みなっち」仕様 防災ボトル

自治会・団体向けグッズ

3月28日

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

3月28日

横浜しだれ桜の寺「普門院」樹木葬墓地

ご家族ご夫婦だけの区画 庭園型永代供養墓苑 0120-426-350

https://www.youtube.com/watch?v=YEcUswIppIk

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

南区出身 気鋭の落語家

関内ホール企画出演中

南区出身 気鋭の落語家

春風亭かけ橋さん

4月24日~4月24日

南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook