サッカーJ1リーグの「横浜FC」の選手が夢について語る特別授業が11月11日、市立蒔田小学校(高松一彦校長)で行われた。6年生の児童約70人が参加。プロサッカー選手の貴重な話を真剣なまなざしで聞いた。
この授業は横浜FCの三浦知良選手がヴィッセル神戸に所属していた時に発案したもの。児童が将来の夢について書いた作文を選手が事前に確認。それを基に選手が講話形式の授業を行い、子どもが夢を叶えるためのモチベーションを高めることなどが目的だ。
この日、同校を訪れたのはミッドフィルダーの齋藤功佑選手とディフェンダーの武田英二郎選手。授業は感染症対策として、教室と体育館に分かれて行った。
武田選手が用意した「努力」「人間力」というテーマに沿って話を展開。目標に向かってひた向きに頑張る姿勢や正直に生きること、周囲のアドバイスに耳を傾けることなど、夢の実現に必要とされる要素について論理的に語った。
児童から「俳優を目指している」「総理大臣になって日本をより良い国にしたい」との夢を聞くと、齋藤選手は思わず「自分の小学生時代よりもしっかりしていて感心する。とても6年生とは思えない」と笑った。
授業後、武田選手は「子どもたちから幅広い夢を聞くことができて自分自身の励みになった。コロナの影響で交流イベントが限られる中、貴重な時間を過ごせて良かった」と話し、児童から力をもらったとした。
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