みなみ桜まつり
蒔田公園 久々に活気
5年ぶり、踊りの花咲く
3月28日
南区内の各地で同時にごみ拾いを行い、歩いて決められた場所を目指す「つながり清掃ウォーク」が11月13日に行われた。東京五輪・パラリンピックを意識し、地域の連帯感を育もうと2018年から始めたもので、5回目の今回でひと区切りとなった。町内会のグループに児童が参加するなど、清掃を通したつながりが生まれつつあるとして、南区は今後も取り組みを続けていく方針だ。
連携深め一体感
「つながり清掃」は、まちの美化活動に取り組むさまざまな人や団体が同時期にごみ拾いをすることで、連携を深めたり、一体感を生み出そうと区が企画したもの。
18年3月に第1回を開催。同日に各地から蒔田公園と大岡、六ツ川、永田東にあるそれぞれの公園を目指し、ごみを拾いながら歩いた。18年11月、19年11月にも開催。開催月を「つながり清掃月間」とし、一斉清掃日以外にも学校や町内会などが清掃活動に取り組んでいた。
20年は東京五輪・パラリンピックを目標に、きれいなまちで来街者を迎えようという計画だったが、感染症の拡大と大会が延期になったことで清掃企画も取り止めになっていた。
今年5月に4回目を実施し、今回が最終回となった。
東蒔田第一町内会の約10人は町内会館から鎌倉街道沿いを歩き、歩道や植え込みに捨てられていたたばこの吸い殻やペットボトルなどを拾って、蒔田公園へ歩いた。
同町内会の列には近隣の蒔田小学校の4〜6年生6人も加わった。同校が創立70周年を迎えたのをきっかけに、児童から「清掃で地域とつながりたい」との要望があり、その取り組みのスタートとして、今回の企画に参加し、約1時間をかけて、ごみを拾った。今後、学校付近の公園でも清掃できるよう、取り組みを広げたいという。
南区によると、13日の参加者は区内4カ所で539人、集まったごみは420kgだった。
ウォークの参加者には、1回目から五輪の輪に合わせた色のタオルが1色ずつ配布されていた。青、黃、黒、緑と続き、今回は赤色のものがプレゼントされた。
東蒔田第一町内会の住民と一緒に清掃をした松山弘子区長は「まちをきれいにしたいという思いを持ったみなさんが世代を超えてつながって活動していただけたことが嬉しい」と話した。
区はこの成果を広げたいとして、今後も清掃企画を行う方針だ。
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