蒔田町在住の書道家・粟津紅花さんが1月5日にブランチ横浜南部市場=金沢区=で書道パフォーマンスを行った。
粟津さんは「紅花書道塾」を主宰。現在は自宅など10カ所で教室を開いており、書道の魅力を多世代に発信している。また、外国にルーツを持つ地元住民に日本語の読み書きを教える講座を企画するなど、書を通じた国際交流にも意欲的だ。
2年前にコロナ収束を願った書をSNS上に投稿し、リレー形式でつなぐ「書道チャレンジ」を実施。世界各国から「長寿」「愛」「祈」などの作品が集まり、日本の伝統文化を世界に広めた。作品を息子の紅翔さんが動画にまとめ、YouTubeで配信した取り組みも反響を呼んだ。
5日は和太鼓の演奏を背に紅翔さんとともに書道パフォーマンスを披露し、今年の干支「寅」を力強く書いた。高度な技術を見せて市場を訪れた人々を魅了した。
作品は17日まで展示された。市場を訪れた20代男性は「この2年間、コロナの影響でやりたいことができなくて気持ちが沈んでいたが、力強く書かれた『寅』の書を見たら元気が出た。今年こそ阪神タイガースの日本一を見られるような気がする」と好きなプロ野球チームの躍進を願った。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|