60歳以上のシニア世代がSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを学ぶセミナー「シニアにわかりやすいSDGs入門」が5月18日、南センターの中にある福祉施設の南寿荘で行われた。
SDGsは環境問題や教育格差、男女差別などの世界中のあらゆる課題に対応した17の目標で構成される。井土ケ谷小学校などは授業の中で、児童が企業や市民団体と連携し、エコバッグ作りに挑戦するなど、常用的にSDGsを学んでいる。
その一方、高齢者の中には「『SDGs』は聞いたことがあるけど、具体的な取り組みを知らない」と話す人が多いという。シニア世代に関心を高めてもらおうと、南寿荘が初めて企画した。
セミナーの講師は、ヨコハマSDGsデザインセンターの麻生智嗣さんが担当。前半はSDGs未来都市・横浜市をテーマにした短編映画「乗り遅れた旅人」を上映するなど、SDGsの全体像を知った。
後半は麻生さんが日常生活で実践している取り組みを紹介。なるべく、自動車に乗らないことや売上の一部を森林保護活動に寄付する商品を購入することなどが語られた。南寿荘は「今後は実践形式のイベントも企画したい」としている。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|