今年4月から「南区ゲートボール連合」の会長を務め、競技普及に取り組む 坂本 和枝さん 井土ケ谷中町在住 81歳
「今、この時」を全力で
○…10チーム37人のまとめ役として舵を取る。年々、会員が減っている組織を危惧し、「若者への競技普及が喫緊の課題」と語る。「初心者でも気軽に始められて、誰もが活躍のチャンスが得られるのがゲートボールの魅力。まずは60歳前後の人に興味を持ってもらい、少しずつで良いので若年層に魅力を伝えていければ」と展望を話す。
○…ゲートボールとの出会いは66歳。学生時代はソフトボール、社会人ではボウリングやスクエアダンスを経験するなど、スポーツが好きで「何か新しいことを」と考えていた時のことだった。南センターを訪れた際に、自分よりも年上の人々がいきいきとプレーする姿に心奪われた。「選手を裏方で支えたい」と、審判の資格取得が目的で「大池クラブクイーン南」に入ったが、競技に触れる度に、選手として「高みを目指したい」という意欲が湧いた。70歳で2級の審判資格取得。選手としても活躍し、2014年には高齢者スポーツの祭典「ねんりんピック」に神奈川県代表として出場した。
○…81歳に見えない若さの秘訣は「外へ出て人との交流を大切にすること」ときっぱり。予定を埋めて、アクティブに行動することが元気の源だという。「ゲートボールを見学しに来た60歳くらいの人がよく、『あと5年経ったら始める』と言うけど、少しでも興味を持った時こそ行動に移すべき」とにっこり。
○…趣味は海外旅行。これまでに、ブラジルやエジプトなどの国を訪れたという。「コロナが落ち着いたら南極に行きたい。ただ生きているだけではなくて、健康で長生きしたい」と話し、夢を持ち続ける。「今でしょ」をモットーに、持ち味の元気と行動力、強い責任感で会を引っ張っていく。
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