南区 トップニュース社会
公開日:2022.10.06
唐沢横浜植木
永田で小学生と野菜作り
食育支援に「湘白大根」
唐沢の園芸会社「横浜植木株式会社」が地域の食育に貢献しようと、9月下旬、永田小学校と永田台小学校の児童に野菜作りを教える授業を行った。同社が開発に携わった白首大根「湘白(しょうはく)」などの種を児童とともに学校の畑に植え付け、地産地消の大切さを説いた。
同社はこれまでに、石川小学校の水田の改修工事を行うとともに、児童に田植えを教えるなど、食への関心を高める活動に取り組んできた。
今年3月、南区社会福祉協議会が行った食料品などを施設に渡す「分配会」に協力し、衛生用品などを寄付したことで区社協と交流が生まれた。
区社協の紹介で、5月に永田小と永田台小に培養土や支柱などの園芸資材を寄付。2年生約160人が生活科の授業で、同社が開発した世界初の種なしピーマン「タネーラ」などの野菜苗を社員とともに畑に植えて、7月に収穫した。
今回は特別授業の第2弾として、11月から12月にかけて収穫期に入る2種類の大根の種を提供。同社が県と厚木市の育種家と合同で開発した「湘白」とラディッシュの種を9月28日に永田小、30日に永田台小の畑にまいた。
社員は水やりの頻度や病害虫の防除対策なども指導。ラディッシュは11月、湘白は12月の収穫予定で、湘白は大きいものだと長さ約35cmまで成長するという。永田台小の守屋みなみ教諭は「湘白は約20cm間隔で植えるなど、種から育てることで野菜作りの本質を基礎から学べた」と言い、学習に成果があったとした。
同社はこの取組を3年間継続させ、支援の拡充を目指していく。社員の新岡英昭さんは「食に携わる会社としてできることを模索し、南区に根差した取組を進めていきたい」と話している。
ピックアップ
意見広告・議会報告
南区 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












