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南区 教育

公開日:2022.11.17

蒔田中3年生
有名社長の「夢」聞く
進路考える機会に

  • 約1時間半、生徒に語りかけた植松さん(左)

    約1時間半、生徒に語りかけた植松さん(左)

 蒔田中学校(熊切隆校長)で11月9日、ロケット開発や宇宙関連事業を手掛け、「リアル下町ロケット」とも称される株式会社植松電機=北海道赤平市=社長の植松努さん(56)を招き、自分の夢や進路について考える講演会があった。

 講演会は進路決定を間近に控えた3年生に、将来の自分をイメージしながら、何ができるかを考える機会を作ろうと企画したもの。今年5月、同校の熊切校長が植松さんの講演を聞いたことで刺激を受け、講演を依頼して実現した。

 植松さんは子どものころに学校で「夢」について聞かれ、「潜水艦で世界の海を旅する」と答えたところ、教師がまともに取り合わなかったことなどの体験を語り、「『夢=仕事』という大人の価値観を信じてはいけない」と話し、日本が直面する人口減少社会では「人と同じ仕事をしても、安い方が選ばれるだけ」と伝えた。

 その上で自身がロケット開発を進めるにあたり、知識や技術を持つ人に助けを求め、失敗を恐れずに行動したことが成功につながったとした。

 生徒に対しては「テストや他人の評価で自分の価値を決めてはいけない」「大好きなことが人生のパワーになる」と語りかけ、「夢を進学や仕事という手段に限定してはいけない」とし、持論である「思うは招く」ことの大切さを訴えた。

 講演を聞いた女子生徒は「失敗しても何度も挑戦し、できることを増やしたい」と語った。熊切校長は「植松さんの話から生徒も教師も『チャレンジする力』を感じたはず。この貴重な経験を次のステップにしたい」と話していた。

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