蒔田町在住の書道家で「紅花書道塾」を主宰する粟津紅花さんが11月19、20日にベトナムのハノイで行われた「神奈川フェスティバル」で書道の魅力を発信した。
同フェスティバルは神奈川とベトナムの相互理解を深めることが目的。新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった。
粟津さんは書道パフォーマンス、デザイン書道体験イベントを行い、黒岩祐治知事も視察に訪れた。19日のパフォーマンスでは神奈川とハノイを結ぶ海と空をイメージした青色の用紙に鳥が飛んでいる絵を描いた上で「繋」という書を完成させ、20日はベトナム国旗をイメージした用紙に桜の絵を散りばめて「縁」と書き上げた。
また、ベトナムの11月20日の「先生への感謝の日」に合わせて、「ありがとう」などの感謝の気持ちを示した字を書くワークショップを実施。200人の定員が埋まるという大盛況だった。
粟津さんは息子の紅翔さん、娘の紅扇さんとともにSNSや動画を使って書道を海外に広める活動に取り組むなど、発信に工夫を凝らしている。
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