蒔田公園に3月24日から26日まで、大型の絵どうろう約50基が展示された。「みなみ桜まつり」の企画で区内の児童や生徒が描いたものが並んだ。雨のため、まつりのステージイベントは中止になったものの、2019年7月の「南まつり」以来、約4年ぶりに公園に絵どうろうが帰ってきた。
これまで春に行われていた「南区桜まつり」と夏の「南まつり」が統合して新たに生まれた「みなみ桜まつり」では、南まつりの名物だった絵どうろうの展示を企画。25、26日に予定されていた蒔田公園でのステージイベントや模擬店などは雨で中止になったが、絵どうろうは展示され、24日から26日の午後6時から各3時間は点灯した。
区内の小・中・高校の児童・生徒が作成した絵どうろうは、歴史や南区制80周年を祝う内容など様々で、作品を作った児童や保護者が見物に訪れていた。
まつり 2日連続中止
初の「みなみ桜まつり」は雨に泣かされた。
25日は当日の朝まで開催が検討されたが、雨が降り続き、午前9時までに中止が決まった。その時点で26日も雨予報で、25日午後には翌日の開催中止が発表された。
新型コロナウイルスの影響で、蒔田公園を使った区民まつりの開催は19年7月の南まつりが最後。区制80周年イヤーに生まれ変わった初のまつり開催へ向けて、関係者は意気込んでいた。まつり運営委員の一人は「天気だから仕方ないとはいえ、2日続けて中止とは」と雨でグラウンドがぬかるんだ蒔田公園で天を仰いでいた。
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