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南区 社会

公開日:2023.04.06

六ツ川の荒井さん
自宅庭のボタン公開
4月中旬まで見頃

  • 庭に咲くボタン(昨年)

 六ツ川在住の荒井正さん=人物風土記で紹介=が自宅の庭に咲いている色鮮やかなボタンを一般公開している。丘陵地帯にある自宅から見えるみなとみらいの街並みと花々が調和し、4月中旬まで見頃を迎える。

 荒井さんは40年前、父親が庭に咲いた一株のボタンを大切にしていた影響で、本格的にボタンの栽培を始めた。最初に「八重桜」という種類を植えたが知識不足だったため、すぐに枯死させてしまったという。それから様々な資料を読み、水やりや剪定などを一から学習。今では3月下旬から4月下旬にかけて約130種類200株が庭を彩り、赤銅色、黄色、緑色などの花が咲く。

 丹精込めて育てたボタンを多くの人に見てほしいという思いが芽生え、7年前からオープンガーデンを実施。毎年約300人が訪れる。運が良ければ、ツツジやフジの開花と重なり、共演が見られる。荒井さんは「ボタンの花は一輪につき5日ほどで散る。種類によって開花時期が異なり、庭の変化を見るのも楽しみの一つ」と呼び掛ける。

 住所は六ツ川2の83の11。4月20日まで開園。午前9時から午後5時まで。鑑賞時はマスクを極力着用し、植物には触れないように。公共交通機関での来場を。詳細は荒井さん【電話】090・7278・9839。

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