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南区 教育

公開日:2023.06.22

六つ川台小
6年生が「給食選挙」企画
模擬投票で仕組み理解

  • 児童が作った選挙ポスター

  • 本番さながらに行った

 市立六つ川台小学校で6月16日、選挙の仕組みや投票の意義を知ることを目的とした模擬選挙が行われた。「給食で出してほしい食べ物」を選ぶという設定。本番さながらに設営した会場で、5、6年生が投票した。

 模擬選挙は6年2組が社会科の授業で実施。児童は4月に校外学習で横浜市会を見学し、選挙で20代の投票率が低いことを知った。将来的な地域の投票率の向上に貢献しようと、全校児童や保護者を対象とした模擬選挙を行うことに決めた。

 模擬選挙は給食で出してほしい食べ物を立候補者に見立て、「おすし」「コーヒーゼリー」「オムライス」の中から選ぶという設定。6年2組の多田侑生さんが「おすし党」、西田壮佑さんが「コーヒーゼリー党」、大内琉生さんが「オムライス党」の代表を務めた。政見放送の動画などを参考に、立候補者の食べ物の歴史や魅力を語る動画を制作。給食の時間に「政見放送」として流し、投票を促した。

 当日は南区選挙管理委員会が実際の選挙で使用する機材を提供。5、6年生が投票し、6年2組が投票用紙の交付から投票の集計までを本番さながらに行った。期日前投票に協力した1〜4年生と保護者の票を合算し、102票を獲得した「おすし」が当選した。担任の濱田大暉教諭は「政治に興味、関心を持つ第一歩になったのでは」と話し、児童が主体となって学習を進めたことを評価していた。

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