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公開日:2023.06.29

南吉田小6年生
ベイ選手と「夢」語る
サプライズ訪問で授業

  • 南吉田小を訪れた山崎選手(左)と関根選手。山崎選手の「ヤスアキジャンプを見たことがある人」の問い掛けに多くの児童が手を挙げた

 市立南吉田小学校を6月23日、横浜DeNAベイスターズの山崎康晃選手(30)と関根大気選手(28)が訪問し、6年生114人に「夢」の大切さを語る特別授業を行った。両選手の訪問は児童に知らされておらず、突然の登場に大盛り上がりの授業となった。

 訪問授業はベイスターズの選手会が地域貢献活動の一つとして行っている「『星に願いを』プロジェクト」によるもの。夢を体現したプロ野球選手が児童と交流し、夢を持つことの大切さを子どもに実感してもらうことを目的にしている。コロナ禍で2020年から中断していたが、4年ぶりに開かれた。

 企画に参加を希望する小学校を募り、抽選で同校が選ばれた。6年生は両選手が訪問することを事前に知らされておらず、体育館にユニフォーム姿の山崎選手と関根選手が現れると、大きな歓声が上がった。

 両選手は児童全員と1球ずつキャッチボールを行い、児童は自分の夢を口にしながら球を投げた。女子児童は「声優になりたい」と大きな声を出しながら、山崎選手にボールを投げていた。

 後半は両選手が夢を持つことの大切さや自身の経験を語った。山崎選手は「子どもの頃から野球選手になりたいと思っていた」と話し、関根選手は「まずは好きなことを頑張ってほしい」と児童に訴えた。男子児童は「貴重な体験で心に残るものになった」と興奮気味に感想を述べ、中には感動のあまり、涙を見せる児童もいた。

 終了後、山崎選手は「子どもからパワーを感じた」、関根選手は「彼らのおかげで自分がパワーアップできる」と話し、今後の活躍を誓った。同校の金子正人校長は「子どもたちはかけがえのない経験ができた」と話し、プロスポーツ選手との交流によって夢を持つことの大切さを学べたのではという。

 山崎選手は抑え投手として、関根選手は主に1番打者として活躍。チームは交流戦で初優勝し、23日からの阪神戦で3連勝し、25日終了時点でセ・リーグ首位に立っている。

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