ハワイアンバンド「ラウロア」のメンバーで7月29日にイベントを行う 松浦 ますみさん 井土ケ谷下町在住
癒やしの音楽 元気届ける
○…ハワイアン歌手として1千曲以上のレパートリーを持つ「ハワイアン・レジェンド」が自宅と目と鼻の先にあるビエラスタジオ蒔田でライブやハワイアン雑貨販売などのイベントを行う。5月に続く開催で「近所に良い施設があるので、地域のためにやりたいと思った」と意欲的だ。
○…幼少期から歌手として活動。30年以上前、バントからの依頼で未経験のハワイアンに挑戦。「1週間で10曲を覚えた」とハスキーボイスが癒やしの音にマッチし、業界で評判に。大手ハウスメーカーのCMソングを担当するなど、活躍の場が広がった。フラダンスグループからの演奏依頼も多く、「頼まれた通りにやっていたら、あっという間にレパートリーが増えた」と笑う。
○…時にはツアーで1カ月以上も全国を回ったことも。公演先のホテルで「普段は食べられないようなローストビーフやからすみの味は忘れられない」と仕事をトータルで考えて楽しんでいる。自らの歌声は数々のCDとしてリリースされており、「形になって残るというのは嬉しい」。2000年に結成した「ラウロア」はメンバーの入れ替えを経て20年から現在の3人体制に。「フラダンスをしている人はいつまでも元気で若々しい」といい、「若い2人には『私がいなくなっても続けてね』と言っている」と白い歯を見せる。
○…井土ケ谷で生まれ育ち、蒔田中時代には水泳部で活躍。今でも幼なじみが活動を支援してくれるなど、情の厚さを感じることが多い。「ハワイアンはバブル崩壊後など、日本が落ち込んでいる時にブームが来る」とコロナ禍後の流行の兆しを感じる。その上で「学校で子どもたちの前で歌いたい」と願い、舞台を問わず、人々を癒やしの音楽で魅了し続ける。
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