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公開日:2023.07.20

少年野球
清水ヶ丘 全国大会へ
遠征費の寄付募る

  • ホームを踏む清水ヶ丘の選手(左)

  • チームへの問い合わせメールにつながる二次元コード

 清水ケ丘公園を拠点に活動する少年野球チーム「清水ヶ丘ジャイアンツ」が3月から5月にかけて行われた「ミズノドリームカップ」の神奈川県大会Cブロックで優勝し、7月28日に熊本県で開幕する全国大会への出場を決めた。熊本までの遠征費をチームだけで負担するのが難しく、寄付金を募っている。

 同大会は総合スポーツメーカーのミズノ株式会社の主催。「ミスを怒らず、みんなで助け合う」がテーマで、子どもに野球の楽しさや魅力を伝えるのが目的だ。

 熊本で行われる全国大会には、都道府県大会を勝ち抜いた48チームが出場する。8ブロックに分かれてトーナメントを戦い、ブロックの優勝チームが12月に阪神甲子園球場=兵庫県=で開催される「ファイナルラウンド」への出場権を得る。

 清水ヶ丘ジャイアンツは24チームで競った神奈川県大会Cブロックに出場し、5月27日に行われた決勝は秦野少年野球部コメッツと対戦。強力打線と堅実な守備を披露し、9-2で勝利した。主将の楠本菖悟選手は「『ベストラン』がチームの合言葉。全国大会でも一人ひとりができる限りのプレーをして、12月のファイナルラウンドに進めるように全力で戦う」と意気込みを語り、応援してくれる家族や関係者に恩返しをしたいという。

一人10万円重く

 同チームは1972年に設立。これまでに市内の大規模な大会で数回の優勝を果たすなど、横浜で有数の強豪として知られている。熊本での全国大会は、29日の初戦で大阪府の金岡ベアーズと対戦する。

 神奈川から熊本までの交通費や宿泊費などの遠征費が一人当たり10万円必要だといい、大会に向けて支援金の寄付を募っている。経済的な理由から、これまでに複数のチームが全国大会出場を辞退したという。同チームは「選手の家庭の経済的な負担が大きいため、各方面に支援金のお願いをしています。ご賛同いただければ幸いです」と寄付を募っている。期限は7月31日まで。

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