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南区 社会

公開日:2023.08.10

寿東部地区
身近な事故 危険学ぶ
老人クラブが研修会

  • 南警察署員の話を聞く参加者

 寿東部地区の老人クラブの会員が交通安全について学ぶ研修会が8月2日、寿東部連合町内会館で行われ、約30人が参加した。

 高齢者が関係する事故が多いことから企画されたもの。南警察署交通課の署員が講師となり、特に歩行者として注意すべきポイントが解説された。高齢者が関係する交通事故のうち、約4割が自宅から500m以内で発生しているデータが紹介された。その上で、「歩道や路側帯がない道では右側通行が原則」と伝えられた。ほかにも、交差点で車と歩行者が接触する事故の傾向も説明された。

 同地区は10町内会のうち、6町内会に老人会が設けられている。以前は行っていた研修会もコロナ禍でしばらく開けていなかった。同地区連合老人クラブの浅野正毅会長は「今後も防犯や防災に関する研修会を行い、皆さんの安全安心につなげたい」と話した。

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