南区 社会
公開日:2023.08.24
横浜信用金庫弘明寺支店
キャップでまち彩る
100周年記念のアート
横浜信用金庫弘明寺支店がペットボトルキャップでアートを作り、店舗のショーウィンドウに展示している。縦1・3m、横1・7mの作品が道行く人の目を引く。
アートは横浜信用金庫の100周年を記念したもの。環境保全などを進めるSDGsの取組につながり、地域住民に感謝の気持ちが伝わるよう、弘明寺支店の職員・栄森彩香さんが中心となって考案。職員や来店者から集めた約2千個のキャップをベニヤ板に取り付け、100周年のロゴマークをイメージしたアートを完成させた。
近くで見ると種類の違うキャップに個性を感じ、遠くで見ると作品の立体感を感じるなど、様々な角度から楽しめるように作った。アートを見た地元在住の40代女性は「変化があって面白い」と話し、作品の意図が伝わっている。
制作期間は約2カ月半。栄森さんは「同じ種類のキャップを集めたり、キャップを洗って乾かす作業が大変だった」と振り返り、職員が一丸となって手掛けた作品に思い入れが強いという。弘明寺支店の石田浩支店長は「今後も地域に根差した取組にチャレンジできれば」と話す。
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