南区 意見広告
公開日:2023.08.31
記憶と教訓、次世代へ 県政報告
関東大震災を語り継ぐ
県議会議員 きしべ 都
今年は大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災の発生から100年目を迎えます。関東地震(関東大震災)、震源域の直上にあった神奈川県では、県内全域で強震や津波、火災等による被害が多発しました。
東京市(当時)の地震大火が取り上げられがちですが、横浜市域の建物被害や土砂災害、延焼火災等はいずれも東京市を上回り、根府川駅(小田原市)で発生した土石流災害など、県内も甚大な被害を受けました。
県内では震災の教訓を捉え直し、地震災害を「自分事」と捉え、安全・安心なまちづくりの担い手に教訓を共有・浸透し、減災に向けた取組みを一層推進するための「関東大震災100年事業」を行っています。
地震災害の被害を知り、減災の取組を進めるため、県立博物館では震災をくぐり抜けてきた生き証人である旧横浜正金銀行本店本館における特別展「関東大震災―原点は100年前―」を9月18日まで、県立図書館本館ギャラリーでは「関東大震災100年 神奈川県の被害と復興」を12月6日まで、横浜開港資料館では「関東大震災100年 大災害を生き抜いて―横浜市民の被災体験―」を12月3日まで開催中です。そのほか、神奈川県総合防災センターで9月10日に「かながわ防災フェア」が行われます。
各町内会でもコロナ禍前の規模の防災訓練が行われ、防災について体験したりする機会が多い時期です。防災備品の確認や入れ替え、避難ルート、連絡方法の確認などを見直す機会にしていただければと思います。
神奈川県議会議員 岸部都
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横浜市南区通町2-25-3 千々輪ビル1階
TEL:045-341-3385
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