みなみ桜まつり
蒔田公園 久々に活気
5年ぶり、踊りの花咲く
3月28日
市立永田台小学校(松本久美子校長)の創立50周年記念式典が11月11日に同校で開催された。児童はこの日のために練習を重ねてきたダンスやバーチャル花火を地域住民らに披露し、祝福ムードに包まれた。
同校は1973年11月28日、隣接する南永田団地の完成に合わせる形で創立。食育や環境問題について考える授業などが評価されて、2010年、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)から「ユネスコスクール」の認証を県内で初めて受けた。
記念式典は児童の発表をメインに実施。児童がロールプレイングゲームの登場人物になりきり、学校や地域にまつわるクイズに挑戦して敵を倒すという設定の演劇などが行われ、創意工夫がみられた。ソーラン節やダンス、バーチャル花火なども披露され、卒業生が学校生活の思い出を語る動画も放映された。
松本校長は「様々な活動や体験を通して、子どもたちが母校やまちを誇りに思い、故郷を大切に思える人になってほしい」などとしている。
日常的に地域交流
同校は地域交流を促進する取組に力を入れる。南永田団地の活性化を目指すNPO法人「永田みなみ台ほっとサライ」が団地内の商店街で運営するカフェに、児童が学校で育てた野菜を寄付。その野菜を使った料理が提供されることもあり、毎回、カフェの利用者から好評だという。
同NPOが2カ月に1回、団地内の商店街で開催する「つながり祭」に児童や教職員が参加。高齢者の健康増進を狙う体操やコンサートを開くなど、地元住民と交流する。児童がこのほどウォークラリーを企画。12月9日に行われるつながり祭の中で行われる予定で、住民同士が運動を通じてコミュニケーションを図る機会になる。
永田みなみ台連合自治会の常木敬司会長は「子どもたちが住民の健康増進を図る取組などを通し、まちの盛り上げ役を担ってくれてありがたい」と感謝している。
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