蒔田公園に様々な光のアート作品が並ぶイベント「光のぷろむなぁど」が12月9、10日に行われる。作品展示のほか、キッチンカーによる飲食物販売、ダンスや吹奏楽のステージ発表もある。コロナ禍で過去3年は規模を縮小したが、今回は2019年以来の"フル開催"となる。主催の市民団体は「地域と地域、人をつなぎたい」と意気込んでいる。
「光のぷろむなぁど」フル開催
「光のぷろむなぁど」は2008年、吉野町市民プラザの主催事業として始まった。09年から蒔田公園のある蒔田地区と周辺の住民のつながりをつくることを目的に、住民らによる「大岡川アートプロジェクト実行委員会」の主催となり、毎年12月にイベントを行う。作品の展示のほか、飲食店の屋台出店、コンサートなどを実施してきた。
今年は開催を19年までと同じ2日間とし、作品展示、キッチンカーによる飲食物販売、ステージでのコンサートを両日とも行う。この形式での開催はコロナ禍前の2019年以来4年ぶり。
子どもの発表も
「ART&CIRCUS(アート&サーカス)」をテーマに、会場をサーカスのような楽しい雰囲気にしていく。
ろうそくやLEDを使った作品でのキャンドルナイトのほか、9日は近隣の日枝小学校の3年生が竹、6年生が折り紙を題材にした作品で参加。イベントは毎年、子どもの発表の場としての役割も果たしている。
「水辺の光コンサート」には9日に蒔田中、共進中の吹奏楽部が登場。10日はキッズダンスや和太鼓演奏があり、最後はビッグバンド「NAZCA」が締めくくる。
キッチンカーでは公園周辺の店舗が温かい飲食物を提供する予定。
同委員会は「コロナ禍で難しくなった地域と地域、人をつなぐため、イベントを通して役割を果たしたい」と語る。
2日間とも午後2時から7時。詳細は同団体のSNS(「光のぷろむなぁど」で検索)で。
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