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南区 社会

公開日:2023.12.07

寿LC 結成から半世紀
スポーツなど、幅広く支援

  • 盲導犬育成のための募金活動を行う(昨年)

 南区内の奉仕団体「横浜寿ライオンズクラブ」(高畠祐二会長)が今年で結成50周年を迎えた。11月25日に新横浜グレイスホテル=港北区=で記念式典や祝賀会が行われ、交流のある団体などから祝福を受けた。

 同クラブは1973年10月8日に創立。これまでに南消防署の看板修理のほか、区内中学校との薬物乱用防止ポスターの作成や小学校の緑のカーテン作りを支援するなど、青少年の育成にも貢献してきた。盲導犬育成のための募金活動を臨港パーク=西区=で行うなど、盲導犬を支援する活動に継続的に取り組む。

 子どものスポーツ支援にも取り組む。少年野球大会の後援のほか、2022年にはコロナ禍で大会が中止になり、練習の成果を発揮する機会を失った子どもたちのために、小学生サッカー大会を初めて企画した。今年も泉区で開催し、横浜や川崎のチームが優勝を争った。

 記念式典では同クラブの50年間の歴史を映像で振り返り、24人の会員を紹介した。交流のあるライオンズクラブなどの関係者も参加し、節目を祝った。高畠会長は「『社会奉仕』という柱があったから、50年のバトンをつなぐことができた。周りがうらやむようなクラブを目指していきたい」とあいさつした。

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