保土ケ谷区版 掲載号:2011年3月31日号
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自社の空きスペースを活用して水耕栽培を行う『野菜工場』を立ち上げた 渡邊 伸幸さん 区内・今井町在住 41歳

「サラダ菜」に託す、地域への想い

 ○…区内・仏向町に本社を置く建設会社の3代目。業界の若手メンバーで組織される横浜建設業協会が、地元商店街とタッグを組んで取組んでいる「まちづくり事業」の第3弾となる『野菜工場』の実施企業として「ようやく手を挙げる事ができました」と、まずはニッコリ笑顔をみせてくれた。

 ○…40年以上の歴史を誇り、公共工事などを請け負う地元企業の社長に就任して1年。多くの従業員の生活を守るべく、本業を堅守するのはもちろんの事、常に会社の可能性を追求する。旭区にある営業所の社屋最上階を活かした『屋上緑化』や『太陽光発電』の可能性を模索。さらに同協会の第1弾事業『養蜂(ハチミツづくり)』についても「いずれは、という気持ちはありますよ」と、興味津々といった表情で語る。

 ○…こうした様々な構想が具現化した今回の『水耕栽培事業』についても、元々は従業員の休憩スペースだった部屋を活用。旺盛な好奇心を発揮し、土を全く使用しない「プラント」と呼ばれる照明や空調を備えた『工場』を瞬く間に構築し、サラダ菜やリーフレタスを栽培する。「栄養分のある水に光を当て過ぎると”藻”が生えちゃって…」と、当初の失敗談を披露しつつも、わずか数ヵ月で安定した収穫量を確保。と同時に、和田町にある建設業協会のアンテナショップに週1回、販売のための出荷を続け「時には野菜が採れすぎて、週2回になる事もありますね」と苦笑い。一方で、充実感に溢れた眼差しが、業界的にも注目を集めるこの事業の順調さを物語る。

 ○…精魂込めて栽培した新鮮な野菜については「味には絶対の自信があります。一人でも多くの地域の方に味わってもらいたいですね」とキッパリ。そこには様々な地域活動にも精力的に関与してきた地元に対する人一倍の愛着と、そんな保土ケ谷の新たな名産品として、この野菜を育んでいきたいという心意気が、垣間見えたような気がした。
 

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