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保土ケ谷区 人物風土記

公開日:2015.02.12

県立保土ケ谷公園で開催されるイベント「桜高WEEK!」の実行委員長を務める
難波 菜名見さん
桜丘高校 2年

学生らしさ感じる催しに



 ○…桜丘高校有志の部活が、保土ケ谷公園で展示や発表を行うイベントで、美術部部長の傍ら、実行委員長として皆を取りまとめる。高校生らしさあふれる催しを目指し、日々奔走。「日頃の成果を見せる場。周りの部とも連携して、地域の人が楽しめるものにしたいです」と目を輝かせる。



 ○…小さい頃から絵を描いたり物を作ったり、手先を使うことが好きだった。遊び道具は母親に渡された落書き帳とクレヨン。動物園で1日中絵を描いていたこともあったという。自身を「インドア派」と話しながらも、今でも毎週末にはスケッチブックと絵の具を持って、みなとみらいや鎌倉に足を運ぶ。「昔の建物が好きで、横浜税関や開港記念館をスケッチしています。観光客に見られながら、5時間描き続けたこともあります」と笑顔を見せる。



 ○…4歳から習い事として学んでいる英語が得意科目。授業でのスピーチやゲームだけにとどまらず、外国人講師がいる英会話部にも所属する。実用的に英語を使うことに楽しさを見出し、大学中級程度の英語力を必要とする英語検定準一級にも合格する才女だ。「動物が好きなので、コアラやウォンバットなど日本であまり見ない生き物の絵を描いてみたいです」と行ってみたい国にオーストラリアを挙げる。好奇心旺盛な彼女の瞳は、はるか海外を向いている。



 ○…将来の夢を聞かれると、「うーん」と悩みながらも口から出たのは「歴史の先生」。「通訳になりたいと思った時期もあったけど、英語は道具として使った方が良いと言われて。ハイカラな文化が入ってきた、明治以降が好きです」と将来を語る。小学生で学んだ日本史から歴史に興味を持ち、昔の保土ケ谷などを研究する「街並歴史同好会」にも所属。自宅では、父の影響で昨年からエレキギターの演奏も始めた。才能豊かで何事にもトライする彼女の未来は、無限の可能性に満ち溢れている。

 

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