坂や階段が多い保土ケ谷の地域特性を活かした健康ウォーキングマップを区福祉保健課が製作し、区役所3階の健康づくり係で配布されている。ハンディサイズの冊子「坂道てくてく」には6つのコースが紹介されいる。
区が実施したアンケート調査によると30〜50代までのいわゆる働き・子育て世代のうち、定期的に運動している人は30代で25・9%、40代で32・3%、50代で37・8%に留まり、運動していない人が7割近いことが分かっている。
生活習慣病の予防や普段から歩く習慣を身に着けてもらおうと進められた今回のウォーキングマップ製作で着目したのが一般的にはマイナスの要素でとらえられることが多い「坂道」や「階段」だった。
区役所のホームページ内には坂道を紹介するページが設けられている。この中で愛称が付けられている25の坂が紹介されるなど、坂道は保土ケ谷の地域特性のひとつともいえる。
この地域資源を活かし製作されたウォーキングマップでは四季折々の花や歴史、せせらぎなどを楽しみながら歩く6つのコースを紹介。その全てが坂道を含んだ行程で、距離や高低差、所要時間、歩数、見どころなどが掲載されている。また、運動の効果や食事のバランスに関する情報も網羅され、プロサッカーチーム・横浜FCの選手がウォーキング前後のストレッチ体操を指導するページも盛り込まれるなど、充実した内容となっている。
区担当者は「運動強度を高めた健康づくりのためのウォーキングマップとなっている。楽しみながら坂道を歩いてもらえたら」と話している。問い合わせは区福祉保健課【電話】045・334・6350へ。
|
<PR>
保土ケ谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>