横浜国立大(長谷部勇一学長)の「持続可能なモビリティシステム研究拠点」(中村文彦代表)が、路線バス車内の混雑度情報をリアルタイムに可視化するバス運行情報アプリ「YNUダイナミックバスマップ」を開発し、キャンパス周辺を走行するバス2路線で試行導入する。
今回、アプリが試行導入される路線は大学関係者が多く利用する相鉄バスの浜10系統の最終便を除く全便と浜11系統の一部の便で、期間は12月14日(月)から25日(金)まで(土日祝日は除く)。
乗客が持つスマートフォンなどが発しているWi―Fi電波をバスに搭載したセンサーが検知することで車内の混雑度を割り出し、バスの現在位置情報と合わせ地図上にリアルタイムで表示する仕組み。混雑状況を赤(混雑)、黄(空席少)、青(空席多)といった具合で表現する。
感染症対策などに期待
アプリを開発した同研究拠点の西岡隆暢氏によるとWi―Fi電波を使った路線バスの混雑度可視化は国内初の取り組み。「アプリの活用により、バス車内の混雑状況を乗車前に知ることで、新型コロナウイルスなど感染症への対応や、ベビーカーや車いすでの移動時に、混雑を避けバスを利用できることなども期待できるのではないか」と話している。
アプリは一般利用も可能でhttps://futurecities.ynu.ac.jp/webmap/congestion/congestion.htmlから取得することができる。
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