保土ケ谷西部連合自治会(佐久間信義会長)はこのほど、4年間の連続無火災を達成したとして市長表彰を受けた。4年連続無火災による市長表彰は、区内で3例目。
表彰は1993年に発足した。世帯数に応じて達成期間が設定されており、継続期間によって市民防災の日推進委員長表彰、消防局長表彰、市長表彰と続く。
保土ケ谷西部連合自治会(2637世帯・12自治体)は3月中に4年間の連続無火災を達成した。4年連続無火災で市長表彰を受けるのは、2008年の川島向台連合町内会(当時)、12年の岩井町原連合町内会に次いで区内3例目となる。
佐久間会長は市長代理で訪れた保土ケ谷消防署の小野寺署長から表彰状を受け取ると「これからも無火災を継続できるよう頑張っていきたい」と話した。
3年連続の地域も
保土ケ谷地区連合自治会は昨年12月で3年間連続の無火災を達成、消防局長表彰を受けた。惜しくも3月と4月に火災が発生し記録は止まったが、鈴木徳二会長は「防火啓発に改めて取り組み、ここからリスタートできれば」と会員らに呼び掛けた。
建物火災に注意
保土ケ谷区内では4月25日現在、16件の火災が発生し、1人が死亡している。16件のうち15件が建物火災だ。同署は「住宅用火災警報器の設置・点検を行い、いち早く火災を発見して避難できるよう備えてほしい」と話した。
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