洪福寺松原商店街にある和菓子店「御菓子司うさぎや」(小野利二店主)が8月から、川島町に拠点を構えるサッカーJ1・横浜FCのチームマスコット「フリ丸」の焼印を押した「うさぎやのフリ丸どら焼き」の販売を開始し話題を集めている。売り上げの一部は貧困の状況にある子どもたちに寄り添い草の根で活動するNPO法人などを支援する「子供の未来応援基金」に寄付される。
Jリーグはホームタウン活動の発展型として各クラブをハブとした地域の課題解決に取り組む社会連携活動「シャレン!」を展開している。今回の取り組みもこの一環で「地域の子どもたちの未来と夢を応援する」というクラブと、同店の思いが合致したことから実現した。
店主が丁寧に焼き上げた皮に餡が包まれたどら焼きは同店の人気商品のひとつ。通常商品にはつぶ餡を使っているが、「フリ丸どら焼き」には「さわやかなチームのイメージ」からゆず餡を採用した。
販売が始まると「ドリブルをするフリ丸」の焼印が押されたどら焼きを求め、チームのサポーターやファンはもちろんのこと、常連客の間でも話題の商品となった。
売上の一部で貧困問題支援
「フリ丸どら焼き」は寄付金付き商品として、1個190円で販売されている。売上金の一部は貧困の状況にある子どもたちを支える活動を展開しているNPO法人などを支援する「子供の未来応援基金」に寄付される。店主の小野さんは「コロナ禍で苦しい立場にある子どもたちが増えているという報道を目にする機会が増えた。『フリ丸どらやき』を通じて、この問題を間接的に支援することができる。多くの方に御賛同いただければ」と話している。
焼印商品は6つ
同クラブでは昨年、絵柄の異なる6種類の焼印を製造。保土ケ谷区内ではうさぎやのほか、上星川のベーカリーショップ「バニヤンツリーベーカリー」でホームゲーム開催日前日の限定商品として焼印が押されたキューブ型のパンが販売されている。
また、南区の弘明寺商店街にある「盛光堂総本舗」と「元気パンCONERU弘明寺店」が、それぞれどら焼きとコッペパン、市庁舎内の飲食店「TSUBAKI食堂」では、だし巻き卵にそれぞれ異なるデザインの焼印を押し提供。瀬谷の「たまごcafeごはん」では焼印が押されたキーホルダーが販売されている。
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