「法泉境木自治会」(佐久間信義会長)が地域の青少年を含めた幅広い年齢層の住民が参加する清掃活動を評価され、道路愛護団体として国土交通大臣表彰を受けた。
国交相表彰は道路の美化や交通安全などに貢献する活動に取り組み、顕著な功績のあった団体・個人に贈られる。同自治会は2003年から地域内の道路に数多く見られた「ポイ捨て」された空き缶の収集活動を開始。09年からは行政と協働して身近な道路の清掃や花植え活動を行う「ハマロード・サポーター」に登録し、毎月第3日曜日に住民参加型の道路美化活動を展開している。
活動範囲は東海道線沿いにある自治会館を中心に東西1Kmほどに渡る。毎月午前8時から1時間、バス通りを中心にゴミ拾いや路肩の除草作業に汗を流す。20年近く続く地域内の美化活動は徐々に認知度が高まり、昨年は年間で350人近くの住民が参加した。
幅広い年齢層が参加
長年の活動に加え、高い評価を受けたのが幅広い年齢層の住民が参加している点だ。地元少年野球チーム「初音少年ファイヤーズ」の部員が19年からこの活動に協力。練習前に地域美化活動に励んでいる。
18日に出口洋一区長に受賞を報告した佐久間会長は「子どもたちが清掃する姿を見ることで住民の美化意識も高まる。子どもたちには分別の必要性とその方法を学ぶ機会にもなっている。自分たちの活動が評価されとても誇らしい」と話した。表彰状と盾は来春に完成する新自治会館に飾る予定だという。
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